今まで7時間以上眠っていた長時間睡眠の習慣を3時間以下の短時間睡眠に変えることは年齢に関係なくだれもが可能です。
短時間睡眠は、忙しいビジネスパーソンに有利なイメージをお持ちかもしれませんが、
ビジネスに関係のない子供やお年寄りにもメリットがたくさんある睡眠方法です。
今回は特に子供や高齢の方にとっての「短熟睡」をテーマにお話していきます!
目次
10代以下にとっての短時間睡眠
小さいお子さんや小学生のような10代以下のカラダでも問題なく短時間睡眠を習慣化することができます。
むしろ「7時間以上の睡眠をとらなくてはいけない」という固定概念がなく、
自分の眠りたいタイミングで寝ている子供たちの方が、短熟睡を習慣化しやすくなります。
子供の成長に短熟睡が有効!
あなたがもし成長期の子供を持つ親御さんである場合は、
短時間睡眠で自分の子供が健康に成長できるのか?ということが気になるかと思います。
その心配はしなくても大丈夫です!
体を作るのに重要な成長ホルモンの分泌は睡眠でも分泌されますが、「眠り始めの90分」に睡眠中に分泌される成長ホルモンの90パーセントが含まれており、
それ以降の睡眠では、搾りかすのような量の成長ホルモンしか分泌されません。
さらに、睡眠中に分泌される成長ホルモンの量よりも運動によって分泌されるホルモンの量の方が5倍から10倍多いため、
眠るよりも起きて元気に遊んでいるほうが体を成長することがわかっています。
私の知人や耳にした中でも、「短時間睡眠によって成長が阻害されている子供たち」の話は聞いたことが無く、むしろ7時間以上寝る普通の子供たちよりも、
体が大きく成長していたり、短時間睡眠によって生まれた時間で興味のあることを突き詰め、才能を発揮している子供達の話ばかりが耳に入ってきます。
こうした点から、コドモの成長に短熟睡が有効であるといえます。
詳しくはコチラ
高齢でも短熟睡は達成できる
逆に高齢の方でも「短熟睡」を習慣にすることができます。
むしろ、高齢になればなるほど睡眠時間は短くなる傾向にありので、その点では短熟睡の習得に追い風が吹いている状態であると言えます。
短熟睡で健康生活を
睡眠中はカラダにとって悪い様々な影響が発生します。
- 体温の低下
- 代謝量の低下
- 水分量の低下 などなど
そうした影響が、血液の流れを鈍化させ心臓病の発症リスクを高めたり、がん細胞を増加させたりしています。
詳しくはコチラ
「7時間以上眠るべきだ」という言葉に流され、
自然と短くなる睡眠時間を危惧して、無理やり床に就こうとしている高齢者の方を見ていると、心が痛みます。
健康を気遣っているのに、実際にはその逆になる行動を取っているからです。
無理やりに睡眠時間を確保するくらいならば、ランニングや水泳などの軽い運動習慣を取り入れることで成長ホルモンの分泌を促し、
いつまでも健康で若々しい姿を維持するほうが体にとっては喜ばしいのです。
高齢の短眠生活者
著名なショートスリーパーの中には比較的高齢な方も多数存在します。
60代 明石家さんま(芸人)
70代 ドナルド・トランプ(アメリカ大統領)
80代 櫻井秀勲(元有名雑誌編集長、元経営者)
睡眠時間を必死に確保しているのに、寝たきりの生活やがんを患っている人たちが大多数の中、
ここに挙げた人たちは各界の第一線で動き続ける人たちであり、若々しく精力的で「不健康」と真逆にいる人たちです。
極端な一部の例だけではなく、高齢の短眠者が若々しい生活を送っているのは、割と一般的な話であります。
体の構造が違うから?
では彼らの睡眠時間が短いにもかかわらず、病気知らずの健康体でいるのは
体の構造が違ったり、遺伝子の構造が違ったりするからでしょうか。
答えはNOです。
睡眠時間を決める要因は「遺伝子」ではなく、「環境」によって変化するのがほとんどです
また、自ら進んで睡眠時間を変える意思があるならば「環境」は同じでも
睡眠に対する考え方や「短熟睡」のテクニックを活用することで睡眠時間をコントロールすることが可能です!
詳しくはコチラ
いままでの常識や習慣を総入れ替えする必要がある
とは言え長年「正しい」と思い込み続けた睡眠時間を変えていくのは容易なことではありません。
今までの人生で植えつけられてきた知識や考え方を全てリセットする必要があるのでそういった意味では難易度が高いかもしれません。
しかし、それは逆に、知識と考え方さえ改めれば、何歳からでも誰でも「短熟睡」は可能になるということです!
そのお手伝いとなるのがこの「短眠ラボ」なのです!
まとめ
短時間睡眠は年齢に関係なく何歳からでも習慣化することができます。
また小さいお子さんが選定的にショートスリーパーであったとしても心配することありません
子供たちのやりたいことを思い切りやれるような寛容な心で見守って頂ければと思います。
その時はできればあなたも「短熟睡」を身につけておいたほうが子供の睡眠リズムとズレがなくストレスフリーな生活をすることができます。
逆に高齢者の場合でも、睡眠時間がどんどんと短くなる事を心配する必要ありません。
睡眠が短くなることで生まれた時間を健康的で前向きな活動に使えば、いつまでも若々しい理想の人生を手に入れることができます!