ダイエットをしているあなた
生活習慣病が気になるあなた
朗報です。
「短熟睡を習得すれば食欲もコントロールできるようになります」
私自身の経験に即して、その理由をお伝えしていきます!
目次
食欲のコントロールに至ったきっかけ
睡眠は、ホルモン分泌や睡眠そのものの性質によって寝れば寝るほど眠くなります。
僕は睡眠の説明の時によく食事に例えるのですが
「あれ・・・?ほな食事も食べれば食べるほど腹減るんちゃうか・・・?」となったんがきっかけです。
食事量を減らしてみた
短眠を行うまでは、昼休みの社食で、誰よりも大きいカレーを食べて、「今日もよく食べるねー」なんて言われながら満足していました。
短眠を行って「欲求はコントロールできる」ということに気づいてから、大盛りのカレーライスを並盛にして、代わりにサラダだけ付けてみたのです。
カロリーは圧倒的に大盛りカレー単品の方が多いです!
「あれ?調子わるい?」と心配され、「足りなさそうやなぁ」と思いながら完食したその夜、不思議なことが起こりました。
大盛りカレーを食べた日の夜にお腹が減った時間と
並盛カレーを食べた日の夜にお腹が減った時間が一緒だったのです!
しかも腹の減り具合も一緒!
「多く食おうが少なく食おうが、次に腹減る時間が一緒やったら、少なくてええやん!」と気付けたのです!
それ以降は、ちょっとずつ食べる量を減らしていきましたが、12時に食べて夜7時にお腹が減るリズムは変わりませんでした。
睡眠欲と食欲は密接に関係している
食事にも睡眠と同じくホメオスタシスが働いており、食べる量が少なくても効率的にエネルギーや栄養を摂取・利用することで生命の維持を続けています。
また、食事量が減ることで、食後の睡魔を制限することができ、短眠にも有利になっています。
このように睡眠と食欲は密接に関係していて、短眠実践者に暴飲暴食をする人が少ないのもこういった背景があるからです。
短眠と食欲の疑問
スタンフォード大学が行ったとある実験に
「睡眠不足になると、食欲を促進する「グレリン」というホルモンが、より多く分泌される」というものがあります。
「グレリン」が食欲を促進するというのは確認されていますが、
「グレリン」は正式名称を「成長ホルモン分泌促進ペプチド」と呼びます。
その名の通り、本来の目的は成長ホルモンを促進することにあり、食欲の増進は副次効果となります。
また、空腹感はちょっとした工夫でなくすことが出来るので、
「起きている間に成長ホルモンの分泌が促進される」という メリットの方がありがたいですね。
僕はよくいっている「寝ない子は育つ」というのはこのグレリンの分泌も関係しています。
短眠って太るの?
「起きる時間が増えたら食事量が増えるから太りそう」
「徹夜すると食欲が増えるらしいから太りそう」
こういう風に心配する気持ちは分かりますが
「食べる時間が出来たら食べちゃう」
「食欲が湧いたら食べちゃう」
って人は睡眠時間が何時間だろうが、食べるし太る人です。
原因は、痩せる目的が具体的でなかったり、メリットをホンマの意味で感じていないからです。
極論いえば「1ヵ月で2キロ痩せないと100万円罰金」みたいな究極の痩せる目的があれば、どんな状況であれ痩せることが出来ます。
「短眠をしたら太っちゃう」という考え方は、短眠を食べる理由にしたいだけです。
短眠は痩せる環境が作れる
「それでも、食べたいもんは食べたい!」というならば、もう少し補足します。
睡眠中に起こる影響や制限される行為はいろいろありますが
その中でも、痩せにくい体になる影響はコレだけあります。
睡眠で痩せにくくなる
- 代謝量が起きているときの20%以上減る
- 水分量が減る
- 脂肪燃焼を左右する酵素量が減少する
- 運動することができない
- 排便することが出来ない
コレらはどれもダイエットには障害となります。
もちろん、起きている間はこのような問題は発生しません。
つまり「短熟睡で起きる時間を増やすほうが、痩せやすい環境を作ることができる」ということです。
起きている時間が増えた結果、一食軽食を増やしても、それでもまだ全然有利な状況です。
空腹感を抑え、満腹感を得る方法
最後に、短眠メソッドからヒントを得て編み出した、食欲をコントロールする方法をお伝えして終わります!
①食べる量を少しずつ減らす
睡眠時間と同じように、 少しずつ食べる量を減らしていけば、自然とその量でも満足できるようになります。
ホメオスタシスを刺激しないように、ゆっくり減らしていってください。
②「嘘の空腹」に騙されない
生理的に全然空腹じゃないのに空腹感を感じることを「偽の空腹」と呼んでいます。
原因は以下の通りです。
- 退屈とか口寂しいとき
- 喉の渇き
- ストレス
- 美味いものを食べたい食欲
やけ食いとかでガッツリ食べちゃったり
ラーメンの画像を見ただけで食べたくなったり
「偽の空腹」に騙されて、欲望のまま食べてしまうことはよくあると思います。
なんか食べたいな、と思った時は、水を飲んだり、ガムを噛んだり、歯磨きしたりすると意外と食欲はなくなります。
一旦冷静になれば「偽の空腹」をやり過ごすことができます!
③ゆっくり食べる
ゆっくり食べるのも効果的です。
社食で、同僚とご飯を食べている時、食事の量が少ないのでみんなと足並みを揃えるためにゆっくり食べていたのですが、そうすると少量でも夜までお腹が減らないことが分かりました。
ご飯をよそう量を少なくして、一杯の量を少なくしたり、
おかわりする時も、食べ終わってから5分ほど待ってから、というのも効果的です。
待っている間に「やっぱりもういらん」となることが多いです!
まとめ
食欲をコントロールするとこんなメリットがあります。
食欲を支配するメリット
- 眠気が抑えられる
- 集中力が上がる
- 消化で受ける内臓への負担を抑えることができる
- 修復代謝が向上し美肌になる
- 痩せる
- 食費を抑えられる
- 体が軽くなる
どれも僕自身が体験していることなので、騙されたと思って、食欲コントロールもやってみてはいかがでしょうか!