仕事から帰ってきて
ベットに横になるあなた
ご飯も食べず、シャワーを浴びずにそのまま寝てしまったことも、何度もあるのではないでしょうか。
その時にあなたが感じている疲れ。
肉体労働以外の仕事で感じるのは「脳の疲れ」とよく表現されますが、実はこの疲労は脳みそが疲れているわけはありません。
今回は「脳の疲れ」の正体を解明するとともに、仕事の疲労回復を圧倒的な効率で実現する睡眠の方法をお伝えします!
効率的な疲労回復の方法を学び、ライバルに差をつけましょう!
目次
睡眠は脳の疲労を回復していない
睡眠は身体の疲労回復、特に体を動かして生まれた「動的疲労」の回復に効果があります
詳しくはコチラ!
一方で「脳の疲労回復」という点で見てみるとどうでしょうか。
実は、睡眠中は「脳の需要感度を抑えているだけ」で、疲労回復をしている訳ではありません!
脳=車のエンジンで例えると
睡眠は、エンジンを停止している状態です。
疲労回復=エンジンが勝手に綺麗になるというわけでは無いのです!
そもそも脳は疲労を感じない
睡眠は疲労を回復していないとお伝えしましたが、
そもそも脳が疲労を感じるということ自体が間違っています。
「私たちが普段使っている脳の割合は10%」という通説は、間違っていることが証明されてはいるものの、
あなたが思っているよりも脳みそというものは素晴らしいパフォーマンスを発揮できる器官なのです。
「脳疲労」という言葉が存在していますが、
実際に、脳から特定の疲労物質が分泌されているという医学的なエビデンスは存在しません。
(乳酸という疲労物質とされているものありますが、現在は「乳酸」=「疲労物質」という説は否定されています。)
「脳の疲労」の正体とは?
脳が疲れを感じないとすれば、
あなたが「脳の疲労」と捉えているものの正体は一体なんなのでしょうか?
あなたは脳の疲労と考えているもの、それは
- 心理的ストレス
- 眠気
がブレンドされたものです。
心理的ストレスについて
一日のほとんどの時間を仕事に費やし、現代人は色々なストレスを感じています。
そうした、心理的ストレスを「脳の疲労」と勘違いしているのが一般的です。
例えば、難しいゲームや、クイズ、漫画を楽しんでいる時は、脳を長時間使っているはずです。
しかし、それらを楽しんでる最中や終わったあとに、嫌な感じや疲れた感じはあまりないはずです。
脳を使っていようが、ストレスを感じていないので、疲れを感じない訳です。
一方で、嫌な人と同じ空間に長時間いると、
どんなに頭を使っていなくても、ストレスを感じてしまうので、どっと疲れが押し寄せる訳です。
これこそが、「脳の疲れ」だと考えていたものが、実は「心理的ストレス」だったと言える理由です。
眠気について
もう一つ、「脳の疲労」と勘違いされているものがあります。
それは「眠気」です。
眠気というのは、一定の条件下で発生するものです。
- 食事が終わった後
- 運動した後
- 性欲を満たした後 などなど
概ね、何かをし終わった後に眠気が来るので、「眠気=疲れ」と少しズレた認識がされているわけです。
ストレスと眠気は仲良し
眠気は先ほど説明したストレスとも密接に関係しています。
ストレスはいわば自分にとって好ましくないものなので、そこから逃れようと脳は睡眠物質を大量に分泌します。
こうして、ストレスと眠気がブレンドされたものを「脳の疲労」と名付けている訳です。
学校の授業で何も考えずにぼーっと座ってウトウト。。。
体もアタマも使っていないのに、授業が終わった後は「あー疲れた」とため息を漏らしていたのではないでしょうか。
一方で、どれだけ睡眠時間が短かろうが、仲のよい友達とディズニーランドではしゃいでいるときは疲れを感じにくいはずです。
「ストレス」と「眠気」を除去する方法
ここまでの話をまとめると
「脳の疲労」というものは存在せず、その正体は「心理的ストレス」と「眠気」ということでした。
であればこの2つを効果的に除去するコツを理解すれば睡眠時間の抑制と睡眠効率のUPが可能になるというわけです!
この記事の最後として、その方法をお伝えしていきます。
心理的ストレスの除去方法について
「睡眠は健康的な行為だ」と思い込んでいれば、寝ることでストレスが軽減されるでしょう。
しかし、ストレスから目を背けて、逃げるように眠るのは、効果的ではありません。
それよりは「運動」や「趣味」でストレスを解消する方が健康的だと思いませんか?
また、眠りの気持ち良さを得たいなら、就寝時の一瞬で事足ります!
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7時間も寝るくらいなら、もっと短くしてストレス解消に充てる方が効果的です!
眠気の除去方法について
効果的に眠気を除去するには必要最小限の時間で問題ありません!
「7時間寝ているのにまだ眠い」
そんなもったいないことをするくらいなら、15分から20分のパワーナップでスパッと眠気を除去する方が効率的です。
食欲と同じく、睡眠欲は眠れば眠るほど増幅するので、7時間も眠るのは得策ではないです!
そして、眠気の除去にもレベルがあります。
それは、「睡眠物質の分解効率」というもので、
7時間睡眠が普通の人は、睡眠物質を分解する、つまり眠気を除去するのに7時間睡眠が必要になります。
逆に、3時間睡眠が普通の人は眠気を除去するのに3時間で十分になる訳です。
簡単に言えば、身体が勝手に適応してくれるということです。
遺伝子とか体質とか先天的な要素が睡眠時間を決めるのではありません。
睡眠時間を決めるから、身体がカスタマイズされるのです。
短時間で効果的に眠気を除去して睡眠物質の分解効率を高めてきましょう!
まとめ
脳の疲労の正体は、ただの「心理的ストレス」と「眠気」 でした。
二つを効果的に除去できれば、あなたの仕事の疲労回復は驚異的な速さになります!
そして、ストレスの除去と同じく、そもそもストレスを過剰に生み出さない生活をすることも重要です!
ぜひ睡眠以外の習慣も見直してみるようにしましょう!