短時間睡眠を習慣にしようとするあなたにとって、「睡魔の倒し方」は永遠のテーマかもしれません。
今回は眠気の除去に奮闘するあなたの強力な味方になる「カフェイン」についてお話をしていこうと思います!
カフェインに関する正しい使い方を学び、覚醒した毎日を送ってきましょう!
カフェインの効果を正しく理解しましょう!
今回はカフェインの効果について正しく理解できるようにまとめてみました!
カフェインがなぜ眠気に効果があるのか?
まず初めに「なぜカフェインが眠気に効果があるのか」について簡単にお話ししておきます。
簡単とはいえ、いきなり少し専門的な話になるので、興味がない人は「ふーん」という感じで読み飛ばしてOKです!笑
人間は色々な活動を行なった後に「アデノシン」という睡魔を誘う睡眠物質を作り出します。
- 食事の後
- 運動の後(特に有酸素運動)
- 性行為の後 など
こういったタイミングで眠気がくるのは「アデノシン」が原因です。
アデノシンについては、睡魔の取り扱いと合わせて詳しく説明しますが、ここでも簡単にお伝えしておきます。
このアデノシンが放出されると、「GABA作動性神経」を通って、視床下部に入り脳の受容体にくっついて、眠気を発生する為に動き出します。
カフェインを摂取しておくと、アデノシンが脳の受容体と結合する前に、カフェインと受容体が結合することで眠気を抑制することができます。
また、カフェインは中枢神経を刺激し、強い覚醒を促すので眠気の除去以外にも、集中力やパフォーマンスの向上のためにも効果を発揮します!
まさに睡眠に関する強い味方な訳です!
カフェインが効き出すタイミング
カフェインは摂取した直後から効き始めるのではなく、摂取から約20分から30分後に覚醒作用が働きます!
短時間睡眠を習慣にする上で、「パワーナップ」というスキルはとても重要なものです。
日中の眠気を効果的に除去する「パワーナップ」ですが、カフェインとの相性がとても良いのです。
パワーナップを取る前にカフェインを摂取するのは、15分から20分という短時間の後、起床した際にこの覚醒作用を発揮させるためです!
カフェインの持続時間
カフェインの効果は吸収が完了し、その濃度が薄くなるまで持続し、その時間は人によって変化があります。
おおよその目安ですが、20代から30代の若い人であれば1時間〜2時間ほど効果が持続し、
60代以降の方について4時間時間から5時間ほど効果が持続します。
お年寄りの方がコーヒーを飲んでよく眠れないのは、吸収に時間が掛かり、覚醒効果が長く続くからです。
まとめ
今回は
- カフェインがなぜ睡魔の除去に効果的なのか
- カフェインが効き出すタイミングはいつか
- カフェインがどれぐらい持続するのか
というところについてお話してきました。
カフェインについて、この最低限の情報を抑えて、明日からの生活に活かせるようにしていきましょう!
次回はカフェインの摂取方法について詳しくお話ししてきます、そちらもお楽しみください!