身近な人とのお話の中で
「わたしは朝に弱いから、午前中は全然集中できない~」
とか
「自分は割と夜型人間なので、徹夜は平気なタイプですね!」
という言葉を耳にされたり口にされたりした経験はおありでしょうか。
自分ではなんとなく「朝型」か「夜型」か、把握しているつもりでも
それぞれがどんな特徴を持っているのかまではご存じないのではないでしょうか。
そこで今回は「朝型人間」と「夜型人間」の特徴をお伝えしながら、
どんな生活リズムでも規則正しい生活を送れるマル秘ルールをお伝えしていきますので、最後まで読んでぜひ試してみてください!
目次
あなたはわかりますか?「朝型人間」と「夜型人間」の違い
一言で「朝型人間」、「夜型人間」といっても、その違いを明確に伝えるのは難しいものですよね。
「朝型人間」はなんとなく朝起きるのが早い人で
「夜型人間」はなんとなく夜遅くまで起きている人、みたいな。
ですが、両者の違いは「起きる時間や寝る時間の違い」だけではないのです!
ここからは「朝型人間」と「夜型人間」の特徴についてお伝えしていくのでしっかりとチェックしてみてくだい!
「朝型人間」の特徴12選!
「朝型人間」にはこんな特徴が!!
- 早起きが得意で夜更かしが苦手
- 自分への投資が出来る
- 健康への意識が高い
- スタートダッシュ型で一気に仕事を片づける
- 学校での勉強に有利
- 人間関係に適度な距離感を保つ
- 1日3度の食事を摂る
- 比較的ポジティブ
- 恋愛には不向き
- 時間にシビアで神経質
- 痩せやすい
- 高齢者に多い
「夜型人間」の特徴12選!
「夜型人間」にはこんな特徴が!!
- 早起きが苦手で夜更かしが得意
- 自分のペースを持っている
- 仕事への意識が高い
- マラソン型で長い間集中力を持続して仕事ができる
- 学校での勉強では不利
- 人付き合いが上手い
- 変化に適応する能力が高い
- リスクを恐れず挑戦的な志向を持っている
- 恋愛に有利
- 計画通り動くのが苦手
- 太りやすい
- 若者に多い
いかがでしたでしょうか。
あなた自身や身の回りの人に当てはめてみると「たしかに!」と頷くことも多かったのではないでしょうか。
一般的には「朝型人間」は仕事ができて、「夜型人間」はだらしない、というイメージを持たれがちですが、
両方にメリットもあればデメリットもあるということをしっかりと覚えておいてください!
知っておきたい「生活リズム」の話
「朝型人間」と「夜型人間」の違いはご理解いただけましたでしょうか。
では、この「朝型」or「夜型」という「生活リズム」はどのようにして決定されるのでしょうか。
もしも、学校や会社員としての生活から解放されて、自由に寝る時間や起きる時間を決められるのならば、
あなたはどのような生活リズムを送りたいとお考えでしょうか。
「朝の気持ちいい空気の中で散歩をして、夜は眠くなったら自然に眠るような生活がベスト」と思うこともあれば
「誰にも怒られることなく昼過ぎまで眠りつづけ、夜遅くまで自分の趣味に没頭したい。」と思うこともあるでしょう。
ここからは、こうした「生活リズム」がどのようにして作られるのか、そして身体に害のないリズムはどういったものなのかをお伝えします!
生活リズムはこうして作られる!
私たちがこの世に生まれてきてから、初めて「生活リズム」を手にするのは、
「教育機関での教育が始まったとき」です。
保育園·幼稚園·小学校
それらに入園·入学すると同時に、家族以外の他人との共同生活が始まります。
みんなと同じ時間に門をくぐり、同じ時間にお昼寝をして、同じ時間にサヨナラをする
この「完全なる朝型生活」を数年繰り返していくうちに、朝方の生活が体に自然なものとして定着し、
そのあとの、中学校や高等学校の教育で、こびりつくように「生活リズム」が構築されることになります。
現代の日本で生活する上では、比較的「朝型人間」に有利なように社会が出来上がっています。
なので、義務教育の段階でしっかりと「朝型」のリズムを作るように強いられるのですね。
この「朝型人間」の構築期間に、無理をして夜更かしをしたりすると、
「朝型リズムを強制されているのに、夜型リズムで生きようとする」
というちぐはぐな状態になってしまい、
注意
- 寝坊
- 集中力の低下
- 日中の眠気
- 体調不良
- ホルモンバランスの乱れ
- 生活習慣病のリスク増 など
色々な悪影響が発生してしまいます!
当たり前ですが、健康的に生きるためには要求される生活リズムと実際の生活リズムがマッチするような生活を心がけましょう!
「夜勤」は規則正しい生活!?
学校教育が終わり、社会に出て働くようになってからは
「仕事」
が生活リズムを決定するようになります。
- 「超朝型の仕事」 ⇒ 新聞配達など
- 「中間型の仕事」 ⇒ 会社員など
- 「超夜型の仕事」 ⇒ コンビニの夜勤など
このように仕事によって、要求される生活リズムは大きく異なります。
この話をすると、「新聞配達は超規則正しい生活で、夜勤は不規則な生活ですよね!?」
と勘違いされる方が本当に多いのですが
実は「朝型人間」と「夜型人間」に優劣がないように
「朝の仕事は規則正しくて、夜の仕事は不規則である」という考え方は大きな間違いなのです!
どんな生活リズムでも規則正しい生活を送れるたった一つのルール
「不規則な生活」というのは、「寝る時間と起きる時間が毎日バラバラな状態」を指していて、
朝勤だろうが夜勤だろうが、毎日寝る時間と起きる時間が固定されていれば「規則的な生活リズム」と身体と脳は認識してくれるのです!
大事なことなのでもう一度お伝えします!
朝勤だろうが夜勤だろうが毎日寝る時間と起きる時間が固定されていれば
「規則的な生活リズム」
と身体と脳は認識してくれるのです!
もちろんこれは、中間型の時間帯である9時~18時付近の勤務体系でも同じです!
普段、7時起きの人が、一念発起していきなり5時に起きると、頭がぼーっとして、日中眠気が取れず、パフォーマンスは大きく低下してしまいます!
逆に、普段、0時に寝ている人が21時に眠り、いつもと同じ7時に起床したら、過剰睡眠となり、体のだるさを感じたり眠気が取れない状態になります。
自分にとって、理想の睡眠がどのようなものであるかを理解しないまま
「早寝早起きが健康の唯一の近道だ!!」
と思い込んで生活してしまうと期待している効果が全く出ず、
「自分は夜型人間だから早起きは無理だ。。。」
と間違った解釈を進めてしまうのです!
規則正しく健康な生活を送りたいのなら
「自分の生活リズムにマッチする起床時間、入眠時間を決めること」
こちらを試して、継続できるように意識してみてください!
まとめ
「生活のリズム」という言葉は「朝型・夜型」とごっちゃになって、
「朝型=規則正しい」「夜型=不健康」という誤った認識を持たれています。
ですが、この記事を読まれたのなら、その誤解はしっかりと解けているのではないでしょうか。
起きる時間と寝る時間を決めて生活リズムを整えると、
いままでよりも集中力の持続や体の軽さといったパフォーマンスUPをはっきりと体感できること間違いなしです!
さっそく今夜から習慣化できるように試してみましょう!!