睡眠 -Sleep-

「短時間睡眠の方が睡眠の質が良い」のは50年前からの常識でした!

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「短時間睡眠によって睡眠の質が高まる」というのは、一般的な「睡眠の常識」を信じるあなたであれば考えられない事かもしれません。

 

しかし、この「短時間睡眠ほど睡眠の質が良い」という情報は、睡眠学の世界では常識となっています。

 

ただ、この常識は、睡眠学の世界や医療&寝具業界にとってはメリットの少ない情報のため公になることはありません。

 

今回はこの事実について明確なエビデンスを持って説明をしていきたいと思います

 

短時間睡眠で「睡眠の質」が高まる

 

7時間以上寝る一般の人達よりもショートスリーパーの睡眠の質が良いというのは、実は結構昔から証明されています。

 

これはいつも紹介しているような、実験結果を謎の独自解釈で「んなアホな!」な結論に結びつけるような実験ではないです。

 

 

と言うのも、実験結果を元に「○○である!」と結論を言い切っているような情報じゃなくて、事実だけを羅列してるものなのです。

 

なにいうてんの?ドユコト?

 

なにいうてんねん状態やと思うんで、例え話をします!

 

「お金持ちほど服にお金を使わない」と言う結論の実験があったとして、

実はデータの収集元を「服をお金に使っていないごく一部のお金持ち」に絞って情報を見せていたとします。

だいぶセコいですよね。

 

よう考えて見たら「お金持ちじゃなかったら誰が高級ブランドの服買うねん!」と思えるはずやのに、

普通はデータの中身までしっかり確認することはないんで、

「お金持ちほど服にお金を使わない!」というタイトルだけ見て、

 

「そうなんや!確かにスティーブ・ジョブズとかそうやったなぁ。」

って思ってしまうのが情報操作の怖いところ。

 

もともと「睡眠」という分かりにくい領域なんで、

こう言う情報操作?印象操作がギャンギャン行われています!

 

「短眠ラボ」では、事実をまっすぐ伝えるとともに、誰もが納得できるような中身で、こうした悪質な印象操作をしないことを誓います!

 

「短眠」が「睡眠の質」を高めるとわかる実験結果

 

「事実」を捻じ曲げず伝えた「良い実験」で「短眠」が「睡眠の質」を高めることを確認できるものがあります。

 

50年近い過去の事件

 

それはイェール大学で1973年に行われた研究結果です。

実験の内容は

A.短時間睡眠をする人

B.普通くらいの睡眠時間の人

C.長時間睡眠をする人

この3つのグループの「レム睡眠」「ノンレム睡眠」の長さを測るというものです。

 

脳波を測定すれば、どっちの睡眠スタイルになっているかが分かるのですがその時間をそれぞれ測ったということですね。

 

レム睡眠、ノンレム睡眠の図 <文献を元に僕が作成>

 

ここでは「短眠者」の方が、「一般の人」よりも「質の良い睡眠」をとっているという結果がまとめられています。

研究結果を一気に見ても「なんのこっちゃ」になると思うんで、結果とそれが意味することを説明していきます。

 

①深いノンレム睡眠の時間が一般人&長眠者より長い

 

ノンレム睡眠で深く潜れば潜るほど

  • ホルモンの分泌が多くなる
  • 疲労回復が進む
  • 睡眠物質が効率的に除去される

などのメリットがあります。

 

深いノンレム睡眠が多いということは、それだけ効果的な眠りが多くなるということです。

 

まさかの「海女さんのような素潜りダイバー」に例えると分かりやすいです。

 

優秀な海女さんは、普通の海女さん比べて、深い海に潜っている時間が長いのでより多くの"海の宝石"をとることができます。

 

②浅いノンレム睡眠の量が一般人&長眠者よりも少ない

 

深いノンレム睡眠が長い、ということに加えて浅いノンレム睡眠が短くなっています。 

浅いノンレム睡眠の量が少ないということは、それだけ無駄な睡眠時間が少なくなるということです。

 

いつまでたっても深いところに潜れない海女さんよりも

すぐに深い所に潜って海の底にある海産物をとることができる海女さんの方が優秀というわけです。

 

③レム睡眠の時間が短い

 

潜る時間の長さや潜るスピードに加えて、レム睡眠の時間が短いのも特徴です。

睡眠のリズムは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が交代で発生するので

ノンレム睡眠で深く長く眠るためには、浅いレム睡眠も必要となります。

 

実験によるとショートスリーパーはこの浅いレム睡眠に充てる時間が短いことを意味しています。

 

海女さんに例えると、息継ぎの時間が短いということです。

ちょっとの息継ぎをしたら、すぐに深いところに潜ってなかなか上がってこないわけです。

めちゃくちゃ優秀でしょ!?

 

つまりこの3点でもって、より短い時間で超効率の良い眠りを可能にしているわけです。

 

この実験結果の信憑性

 

この研究結果は、日本の脳科学および睡眠学の権威だった故・井上昌次郎氏も著書「ヒトはなぜ眠るのか」の中で引用されています。

 

この方は、睡眠に関する仙人みたいな人で、

長時間睡眠がOKで、短眠は×みたいに優劣をつけず

「睡眠とはこういうもの」というのを公平に突き詰めていた方です。

 

その同氏が引用して「短眠って睡眠の質が高いみたいね」とコメントされているわけです。

 

この情報が公にならない理由

 

仙人から公認されている実験結果にも関わらず、世の中の多くの睡眠学者や医者は

「お金にならない研究結果」として見て見ぬふりをしているわけです。

 

だって「短時間睡眠のほうが睡眠の質がいい」なんてことが一般的になってしまったら

睡眠薬や寝具・快眠グッズが売れなくなって、研究費用の出資元となるスポンサーが減ってしまうからです。

 

まぁしょーがないっちゃしょうがないですが、なかなかの闇だとおもいます。。。

 

まとめ

 

「短時間睡眠のほうが睡眠の質がいい」ということが理解できましたでしょうか

 

短時間睡眠というものは知識やテクニック次第で誰でも習得できます。

 

トレーニング次第で優秀な海女さん。。。

ではなく短時間睡眠者になる事ができるというわけです。

 

私が考案した「短熟睡メソッド」で短く、かつ、効率の良い睡眠を手にしていきましょう!

 

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