寝てる間は人は、食べ物を食べたり、運動したり、勉強したり、仕事をしたり、そういう事はできません。
一部の睡眠障害をお持ちの方を除き、ほとんどすべての人は睡眠中は睡眠に集中しているはずです。
あなたもきっとそうなのではないでしょうか。
睡眠に集中するのは良いことですが、もちろん、できないことも存在します。
今回はそのような睡眠によって制限される行動をまとめ、それがいかに体に影響及ぼすかをわかりやすく解説していきます!
あなたが理想とする睡眠時間を参考にするヒントになればと思っていますのでそういった観点からご覧いただければと思います!
栄養摂取
寝ている間に食事をしてしまう「睡眠関連摂食障害」という睡眠障害を除き、
睡眠中に食べ物を食べたり、サプリメントを飲んだりと言うような栄養摂取をすることができません。
起きて活動している間はもちろん、睡眠中にも生命維持のための栄養が必要となります。
好きなものを食べれる今の現代において、栄養不足と言うのはかなり深刻なテーマです。
起きている間でも正しい栄養素を摂取できないのに、1日の3分の1の時間を「一切栄養とらない時間」に充てれば体に悪影響及ぼすのはイメージしてもらいやすいのではないでしょうか。
そのなによりの証拠としては、一流のアスリートを養成しているトレーニングコーチや、管理栄養士たちの間では、「栄養を摂取しない時間が4時間を過ぎると、体の生命維持機能に悪影響及ぼす」と言う共通の認識があるそうです。
体調不良を感じるタイミングはいつ?
あなたが体調不良を感じたり、風邪をひいたと認識するタイミングはいつでしょうか。
朝起床してすぐのタイミングではないでしょうか?
昼の15時ころとか夜ご飯を食べた後に
「あ、いま風邪引いた!」と思うことはほとんどないと思います。
起床後に体調不良を感じるのは睡眠中に栄養が供給されず、免疫力が低下し、風邪などの病気に掛かってしまうからです。
水分摂取
眠っている間は水分を摂取することもできません。
水分を摂取できないのに、寝汗と言う形で水分がドンドンと蒸発していってしまいます。
例えば想像していただきたいのですが、あなたが仕事中、仮に朝の10時から夕方18時までの8時間、一切水分を摂れないとすればどのように思いますか?
おそらく喉がカラカラになって、いてもたってもいられない、仕事にならない状態になるかと思います。
もし、あなたが8時間睡眠を習慣にしているならば、その危険な脱水状態を毎日継続していると言うことなのです。
自宅にウォーターサーバーを設置していようが、意識的に常温のミネラルウォーターを摂取していようが、1日8時間睡眠を続ける限り毎日脱水症状は起こっているのです。
運動
睡眠中は運動することもできません。もちろん運動不足と言うものが今の現代人にとって大きな課題であることはご存知のことかと思います。
塩分濃度やカロリーが高い現代食を口にする私たちにとって、体型を維持したり、健康な状態を続けていくためには運動と言う行動が必要不可欠になってきます。
睡眠中はもちろん運動ができず、1日の3分の1の時間を「睡眠」に使っている場合、運動と言う後回しになりがちな行動の時間を確保するのはとても難しいことだと思います。
排便
頻尿など一部の体の悩みを抱える人たち以外にとって、睡眠中に排便をする事は非常に珍しいことではないかと思います。
朝起きたときにまず初めにトイレに行くのは1日をスタートさせる上で多くの人が経験されていることであり、これをお読みのあなたもそうなのではないでしょうか。
もちろん寝てる間に、おしっこをすればおねしょになります
おしっこどころかうんちを漏らすことなんてあってはならないわけです!
これも想像してみて欲しいのですが、あなたが仕事をしている間、どんなにトイレにいきたかろうが、絶対に行ってはならない状況を続けるとしたら、とんでもないストレスになると思いませんか?
ストレスもそうですが、医療に詳しくなかったとしても膀胱や腸によろしくないと言う事はイメージしやすいのではないでしょうか。
排泄代謝がゼロになると言う事は、体の中に宿便という形で老廃物を溜め込むことになります。
特に女性の場合ですと便秘を加速させることになります。
便秘と言う状態は、美容や健康に悪影響及ぼす事はご存知かと思います。
便秘と言うものは、一時的な症状だと勘違いしてしまいますが、睡眠時間を8時間確保してると言う事は毎日便秘状態が続いていると言うことなのです。
これが20年30年40年続いていけば、いかに体にダメージを与えるか、想像するだけでも恐ろしいですよね。
刑務所以下の睡眠時間
なんとなく当たり前のように睡眠をとっていますが、よく考えると、ここに挙げた行動が全て制限、禁止されている状態を続けているのです。
起きてる間、
- 食べ物を食べてはいけない
- 水を飲んではいけない
- トイレに行ってはならない
- 運動してはならない
と言うような刑務所の生活以下の状態が8時間以上も続くのです。
長時間睡眠が健康の近道には絶対にならない
すべての行為を制限させられたものでも「睡眠時間」と言うラベルを貼るだけで、「異常状態」がさも「健康的な行為」であると思い込ませているのです。
食事、排泄、水分摂取、運動
健康な状態を維持するための行為を制限することが、どうして「健康的な行為」と言えるのか、正直に行って私には理解できません!
一般の人にとって未知の領域である睡眠について、意図して悪い方向へ導いている、そのように思えるのも無理はないのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事を読んでも「長時間睡眠のほうが健康に良い」と思うならば、そう思う理由を下のコメント欄から書いてください!
わからない部分について丁寧に説明させていただきます!
あなたが本当に健康で長生きしたいと考えるならば、どういった習慣をしていけばいいか少しイメージが変わっていったのではないでしょうか。
これからの理想の生活そして睡眠生活を考える上でこの記事をヒントにしていろいろなイメージをしていただければと思います!