夏は熱帯夜で寝苦しい毎日が続き
冬は凍えた朝に布団から抜け出せない
四季特有の悩みって強烈ですよね。
短熟睡を習得する上では、四季の問題は大きくのしかかります。
しかし、もちろんそれぞれに応じた短眠のテクニックも存在します。
今回は、四季で変わる睡眠の問題に対処する方法をお伝えしていきます!
年中パフォーマンスを発揮するためにぜひとも理解しておきましょう!
四季特有の問題
春
夏
秋
冬
睡眠の悩みも四季折々です。
短眠を習得するために抑えておくのはもちろん、
習得した後でも、四季によって変わる睡眠の問題を回避しなければ、睡眠時間が元に戻ってしまう可能性があります。
各季節特有の注意点を把握し、それに応じた対処法を活用していきましょう!
春の問題
春に短熟睡を実践する場合は主に「日中の眠気」が課題となります。
春にやってくる睡魔の原因は「自律神経の乱れ」です。
寒くて体が緊張する冬は「交感神経」が刺激され、目が冴えわたりますが、
冬から春に季節が移り、暖かい日が増えると「副交感神経」が刺激され、
脳がリラックスすることで睡魔を発生させます。
「三寒四温」という言葉もある通り、気温の上下が激しく、
自律神経のバランスが崩れやすいことも睡魔を発生させる要因となっています。
春の解決方法
春の睡魔は、睡眠不足ではなく、自律神経の乱れによって起こるものです。
そのため、効率的に眠気を除去するために「パワーナップ」を活用しましょう!
普段のパワーナップの回数を1回多く増やして、しつこい睡魔を撃退しましょう!
ここでポイントなのですが、パワーナップの間隔は2時間は空けるようにしてください。
2時間以内に二回眠ることで、脳が「二度寝」と勘違いしてしまい、起床ホルモンの分泌をおろそかにしてしまいます。
夏の問題
夏は逆に「寝付きが悪くなる」という問題が発生します。
もちろん、睡眠時間を抑制できるという点で短眠には効果的な季節ではありますが、
いざ、眠ろうとするときに寝付きが悪いのは、ストレスの原因となります。
寝付きが悪くなるのは睡魔の発生条件が他の季節よりも少なくなることが原因です
夜間には睡眠ホルモンの「メラトニン」が分泌され、眠気を誘うのですが
夜の時間が短くなることで「メラトニン」の分泌量が減少するのが寝付きを悪くする原因です。
また、シンプルに暑くて眠れないといった事態も発生します。
夏の解決方法
夏の「寝付きの悪さ」を解決するには、入眠時のテクニックが重要となります。
入眠をスムーズにするには「ぬるま湯に浸かる」ことが効果的となります。
寝る30分〜1時間ほど前に、40℃以下のぬるま湯に浸かり体の芯の体温を上げます。
この体温は、いったん上がると脳がバランスを取るために、体温を強く下げる性質があります。
体温が上がったのち、グググっと下がる瞬間に眠気が発生するため、
入浴後一時間後あたりにスムーズに眠れるようになるわけです。
またその際、冷たいシャワーで足先を冷やし、布団の中でストレッチを行うと、冷たかった足先が徐々に暖かくなるにつれて睡魔が発生するという裏技もあります。
末端が冷えすぎると眠気が飛んでしまうので、逆に一気に冷やした後温めることで眠気を誘発するというわけです。
秋の問題
秋は夏とは違い睡魔が発生しやすい季節です。
- 食欲の秋による食べ過ぎ
- 気温が上下するにも関わらず、日中と朝晩の服装が同じことによる体温調整の不自然さ
- 室内と室外との気温差
こうしたことが原因で睡魔が発生しやすくなります。
秋の解決方法
睡魔が発生しやすい季節ということで、春と同じように眠気を排除するためのアプローチが大切になってきます。
といっても難しいことはなく、食べ過ぎず、その日の気温に応じて衣服を変えればいいだけの話です。
また、「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」と言われるように、秋は過ごしやすい気候の中でクリエイティブな活動を行うことに最適な季節でもあります。
クリエイティブな活動をしているときは眠気を感じる暇はありません。
眠気を感じた時には、パワーナップ以外にもこうした活動が効果的です!
冬の問題
冬は他の季節に比べ、起床の難易度が跳ね上がります。
あなたも経験があるとおり、起床がスムーズにいかないと、二度寝の誘惑が押し寄せてきます。
二度寝は、起床をどんどん下手にする行為であり、短熟睡習得の大敵となります。
また、秋よりも屋内と屋外の温度差が激しいので、睡魔の発生も強くなります。
野生動物が「冬眠」をするように、冬に睡眠を求めるのはある意味本能的な行為かもしれません。
このような厳しい状況でも、ポイントさえ押さえてしまえば、無理なく短熟睡を維持することができます。
冬の解決方法
冬は「絶対に二度寝をしない」というルールを徹底しましょう。
コツとしては、起床時間の少し前に部屋が暖かくなるようにエアコンのタイマーをセットし、布団から出やすい環境を整えれば、二度寝のリスクを下げることが可能です。
また、日中に睡魔が発生したときは、パワーナップや軽い運動を行うことで眠気をこまめに除去しましょう!
厳しい冬でも過ごし方を工夫すれば問題なく短熟睡生活を継続することができます。
まとめ
- 睡眠時間を抑えているのに
- パワーナップを取っているのに
- 食事は腹八分にしているのに
なぜか眠たい・寝付けない
そんな睡眠の問題は、意外と四季のせいかもしれません。
一時の欲望に負けず、問題に対して冷静に対処するスマートさも短熟睡の達成には必要です!
今日一日の睡眠の問題に対して、ここに挙げた方法を試してみましょう!