「好きなことで生きていく」と言うと、
仕事や、やるべきことを投げ出して無責任に生きていくように聞こえますが
それは大きな誤解です。
- 会社員
- 個人事業主
- スポーツ選手
- アーティスト
- 経営者
どんな職業でも、毎日楽しそうで、常に成長している人たちは、今やっている仕事が「好き」だからです。
私は「短時間睡眠の習得をコーチングする」という好きなことを仕事にしています。
それが出来るのも「短熟睡」のおかげなのですが、今回は「好きなこと」で過ごすために何をするべきなのか、についてお話していきます。
短熟睡で、時間とパフォーマンスと健康を手にしたら、「昼は仕事で、夜は起業」なんてのもリアルになっちゃいます!
目次
「好きなことで生きる」のは甘くない
「好きなことで生きてく」ってYoutuberやないねんから・・・
そんな世の中甘くない
なんて声も聞こえてきますが、「好きなことで生きてく」ってのは生半可じゃないです。
自分が好きなことは、周りの人も好きな可能性が高く、ライバルがめちゃくちゃ増えます。
そこで、抜きん出るほどに、好きなことを極めない食べていけません。
正直、サラリーマン時代を振り返ってみても、会社員の生活の方が、楽しさは少ないけど楽でした。
好きなことで生きられる幸せ
決して甘くないですが、好きなことであれば、上達する事も楽しいし、続けることも楽しいし、努力が努力ですらなくなります。
そして、それで生活をできるなんて、こんな幸せなことはないと思います。
「耐え忍ぶことが仕事だ」と教えられてきた私たちは、「好きなこと」と「仕事」を切り分けて考えがちですが、そんな事はありません。
そこにあるのは、「目の前の仕事が好きか、好きではないか」と言うところです。
好きなことをお金に変える4ステップ
好きなことをお金に変えて生活をしていくためには、以下の4つのことを大切にしてください
STEP1 本当に好きと言えるものを見つける
STEP2 好きなことでお金を稼ぐ仕組みを作る
STEP3 好きなことに時間とお金を使う
STEP4 好きなことに、あなただけの価値を加える
一つずつ解説していきましょう。
STEP1 本当に好きと言えるものを見つける
あなたの仕事が本当に好きなことか、を確かめるために以下の質問に答えてみてください。
仕事の目的を即答できる
仕事において、挑戦することが多い
仕事に没頭して1日が短く感じる
今日の仕事から何を得られたか即答できる
仕事のスケジュールと内容をコントロールできている
仕事を行うときに障害となるものがない
今の仕事の給料が、勝手に振り込まれるとしても、その仕事を続けられる
もしも、今やっている仕事が、この質問に全然当てはまらなくても不安になる事はありません。
当てはまる人の方が少ないですし、当てはまる人はとてもラッキーな人です。
この質問内容を元に、どっちかをやればいいです。
- 今の仕事を好きなことに変えていく
- 今の仕事をしながら本当に好きと言えるものを見つける
それさえできれば、STEP1は完璧です。
STEP2 好きなことでお金を稼ぐ仕組みを作る
好きなことでお金を稼ぐには、あなたの好きなことが、誰かの役に立つ必要があります。
会社とか組織に属して仕事をしていると、イメージしにくいですが、つまりこういうことです。
●旅行が大好き
穴場の観光名所をピックアップして、なるべく安く行ける方法をコンサルタントする
●人と会話するのが楽しい
相手と良い関係を作るためのコミュニケーション講座を開く
●運動と料理が好き
ダイエットに効果的な運動法と、理想的な体に導くためのレシピをセットにして販売
●動画の編集が好き
企業のプロモーションビデオや、結婚式のサプライズムービーを作成する
今日からでも、あなたの好きなことをお金に変える方法は、いくらでもあります。
- 個人のスキルを販売できる「ココナラ」
- 教室・レッスン・講座を開ける「ストリートアカデミー」
- ハンドメイド作品を販売できる「Creema」 などなど
実際見てみると、「こんなことでも人の役に立つん!?」なんてものが見えてきます。
あなたの「得意で好きなこと」は、他人の「不得意で嫌いなこと」でもあるのです。
STEP3 好きなことに時間とお金を使う
好きなことをお金に換えても、お小遣い程度にしかならない人
好きなことで使い切れないお金を生み出す人
両者の大きな違いは「好きなことに、時間とお金を投資しているか」というところにあります。
「あなたの好きなことの価値」を高める為に、以下のポイントを押さえて、時間とお金を投資してください。
・経験に使う
僕はよく睡眠に関することにお金を使うのですが、同じ5000円でも、睡眠フォーラムの参加費で使うのか、ゲームソフトに使うのかでは、同じ5000円でも意味合いが全く異なります。
自分のスキルや、知識、技術を高めるような経験に投資しましょう。
・本に使う
読書は最高の投資法です。
自分だけではわからなかった事を吸収して、それを自分自身の経験とミックスさせると、それはあなただけのノウハウになります。
そのノウハウは、『インセプション』の世界じゃない限り、あなたの頭から盗まれることはなく、それを使うのにお金を必要としません。
本を読めば読むほど価値が高まり、得た知識を使えば使うほどクオリティーが上がっていく。
そこに需要が生まれれば、お金持ちへの法則を手にしたようなもんです。
・自分より人のために使う
綺麗ごとではなく、人に与えられる人は、成功する人と決まっています。
アダム・グラントっていう経営心理学の凄い教授によると、人には3つのタイプが存在します。
- Taker(テイカー):与えられることを最優先に考える人
- Matcher(マッチャー):受け取ることを見越して与える人
- Giver(ギバー):相手が何を求めるかにフォーカスして、与えることを優先的に考える人
仕事やら、経済面やら、幸福度とか高いレベルにあるのは、ほとんど三番目のギバーです。
ただ注意しないといけないのが「自分のことを犠牲にして与え続ける人」とは少し違います。
真のギバーは「課題を人と協力して、何かができるチャンスと捉える」ことを意識しており、本当の意味でのWIN-WINを作り出します。
・時間を買う
好きなことをお金に変えて生活していくためには、好きなことに使う時間を確保しなければなりません
短時間睡眠で時間を確保しても、自分がやらなくてもいい無駄なことに時間を使っていれば意味がありません。
そのためにはお金を使って、「やりたくないこと」をやってもらう必要があります。
僕は掃除や洗濯といった細かくて面倒臭い作業が嫌いなのですが、掃除・洗濯が、好きな人もいます。
時間は失ったら取り戻すことができません。
自分が苦手なことや、自分よりも得意な人がいるならば、そのためにお金を使うことも選択肢の1つです。
「適材適所」で任せれば、WIN-WINですよね。
つまり、逆も然り、ということです。
僕は料理が大好きで、時間をかけて作るのが好きなのですが、料理が苦手で簡単に済ませたいと言う人もいます。
その人のために、手間暇かけた料理を作ってあげれば、感謝されて、対価としてお金をもらうこともできます。
ハッピーですよね。
好きなことをお金にすること、なんとなくイメージ出来てきましたか?
なんならちょっとアイデアが浮かんできたり?
STEP4 好きなことに、あなただけの価値を加える
最後のステップは、好きなことに、オリジナリティを持たせて、価値を最大限にする方法です。
冒頭、話したように「あなたが好きな事」は、「他の人も好き」なことが多いです。
ライバルが増えれば増えるほど、あなたの価値を高めていくことが難しくなります。
未開拓の新規市場のことを「ブルーオーシャン」と表現しますが、
そこで勝負するには「まだ誰もやっていない、まだ誰も気づいていないこと」を仕事にすることが大切です。
もし、あなたが、僕と同じように料理が好きだったとして、
そこに何をプラスすれば、あなたオリジナルのものになるか少し考えてみてください。
例えば、こんな感じ。
- 部活男子、ガテン系の人の胃袋を掴む料理だけを作り続ける
- 頭が良くなる料理のレシピ
- 3歳までの子供の箸が止まらんようになる料理のレシピ
あえて、ターゲットや領域を絞ることで、あなたの価値を一気に高めることができます。
そのために効果的なワークが、「自分の好きなこと・得意なことを一覧化して自由に掛け算する」というものです。
僕で言うと
■好きなこと
- 料理
- お笑い
- 映画
- 心理学
- 読書
- 運動
- 成功哲学
■得意なこと
- 短時間睡眠
- 人に説明する
- 人の話を聞く
- 能力開発
ここから「短時間睡眠」×「人に説明する」×「能力開発」×「成功哲学」×「運動」を掛け合わせて、
「人生を豊かにするために、自由な時間と、パフォーマンスと、健康を手にできる短時間睡眠を人に分かりやすく伝える」
ということをしているわけです。
ここからもっともっとオリジナリティを出すために、いろいろと勉強しつづけています!
価値を高めるために、あなたは何を掛け算しますか?
まとめ
毎日行きたくもない仕事に行って
8時間以上仕事をする
その生活を、何年も何十年も続けられるというのは
言い換えれば「一つのことに努力できる」という能力があるわけです。
ほんまに嫌味でもなんでもなく。
実際、会社員時代は、給料も変わらないのに、終電まで仕事して、土日もないくらい仕事をしていました。
その「努力できる力」を、好きなことのために使えば、とんでもない速さでスキルを向上させることができます。
そのスキルを使ってお金を稼ぐことができれば、これほど幸せなことないですよね。
短時間睡眠で得られた時間や、行動力、パフォーマンスを活用して、好きなことだけをやり続ける最高の人生を追求していきましょう!